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保険で修理するなら、保険料の値上げはしっかり考慮しなければいけません
 
その上制度の改訂もかなりの影響を及ぼします

  「事故有係数」という概念の適用
  「等級据え置き事故」の撤廃


この2つで金額がかなり上る人」「下がる人の違いがでてきます


「一括見積り」で保険料の見直し



事故有係数



これまでも事故による保険金の支払いを使うと「3等級下がる」仕組みがありました


事故有係数とは

 それに加えて、同等級内でも「事故を起こしていない人」「事故を起こしている人」の二種類に分けられる

というものです



それぞれ割引率が異なる

1~6等級までは改定後も”無事故””事故有”の区別はありません

しかし、
  1~3等級(事故などで等級が低い状態)では改定前より割引が少ない →保険料が高くなる
  4~6等級(最初は6等級からスタート)では改定前より割引が多い    →保険料が安くなる

そして、7等級以上では”無事故””事故有”の区別があり割引率が異なります

 例えば、同じ10等級の場合

   改正前の割引 → 37%割引

   改正後 無事故の場合 → 43%割引
         事故の場合 → 23%割引


無事故の場合は改正前よりも安くなり、更に2016年に向けて年々割引率は上がる予定

しかし事故有の場合はかなり割高になります

 上記の例の場合
   改正前の割引率で「7等級相当」
   改定後では7等級以下、6等級以上」の割引率


簡潔に言えば「事故を起こさないユーザーを優遇して 事故を起こすユーザーからしっかりとお金をとる
という仕組みだと言えます


”よく利用する”人にとっては耳の痛い話ですが、今までの保険会社の価格競争が立ち行かなくなった といったところでしょうか


「等級据え置き事故」の撤廃


これまで火災盗難落書きなどによる保険利用は等級据え置きでした

「等級据え置き事故」の撤廃によって「1等級ダウン&事故有係数1年プラス」に改訂されます

 つまり「事故有係数」もつくので7等級以上の場合 割引率も大きく変わります


もしものための保険ですが、安く抑えたいなら割増分と実費をしっかり比較する必要もありそうです

この機会に自動車保険を見直すなら「一括見積もり」が最適